Bonjour
母の病気(癌)になり20日経ちました。
明日から、入院です。そして手術を行います。腹腔鏡(お腹に何箇所か穴を開ける)を行い、中の状態を確認した上で3分2胃を摘出するのかもう少しお腹を開いて胃を全摘するのかが決まります。初期の発見で良かったのですが、広がり(転移しやすい)見たいで、癌を取った後も心配です。
この20日間、検査・仕事・検査・仕事で時には、寝れない日もあり朝から検査をして、何も食べずに仕事に夜から行くという日もありました。
仕方がない事、精一杯母にしてあげられる事はしてあげたい。でも、私の生活(仕事)もあります。
兄妹はいるけど、いつも間にか頼れない自分になっていた。なんで自分だけが・・・と思う時期(気持ち)は当の昔になくなっていた。人に期待しても誰も何もしてくれない。今まででも、何回かは、母の病院の付き添いをお願いした事があったが、全て理由をつけられて断られた。(頼んだのも何回かですが・・・)
今の時代はみんな(自分も含めて)心が荒んでいるんでしょうね。自分さえよければいい時代。
癌と言っても初期の状態なので命までは、持って行かないと思うけど、癌と知らされて、たったの20日間だったけど大変だった。
コロナ感染!
熱中症など・・・
また、コロナが流行ってきている。今母にコロナを感染させるわけには行かない。でも、自分も含めそれぞれの生活がある。私の働いている会社でも何人かは、コロナに感染しました。
いつ自分も感染するかわからない。手術の日まですごく気を使いました。
母が触れる所は、消毒を行い、お風呂も母をなるべく1番に入れ、自分は必ず最後に入り掃除を行い、消毒を振り窓を開け喚起を行う。私が入浴が最後ではない時は、シャワーのみの入浴で終わらせました。
この20日間だけでも神経がすり減った状態で、癌の手術をして退院した後私は、母の面倒を見て行けるのだろうか?母に満足してもらえる介護が出来るのであろうか?
不安になる。心が折れそうになる。また、母もドクターの言う事を素直に聞いてくれるようならばまだ救われるのでしょうが・・・・言う事を聞いてくれない。
84歳の父もいる。父にも手がかかる。兄妹いてもどうだろう?言葉では、『協力する。なんかあったらいっでも言ってね。』とは言ってくれる。でも、いざ困った時にお願いすると、『仕事(パート)が休めないとか、忙しぃとか具合が悪いとか』結局断られる』でも、自分の遊び(旅行)とかは、平気で1週間ぐらい休む。なんなんですかね?
『私が面倒見れなくなったらいつでも施設に入れていいよ』なんなんですかね?本当に・・・
親に対してそんな感じでいいんですかね?私には理解不能です。
今の時代こんな人が増えている。(心なき人・仲間が困っていても知らん顔・親が困っていても知らん顔)都合が良い時だけお願いして、親が困ったら理由をつけて逃げる。なんなんですかね?親もその手に載せられる。なんなんですかね?
施設に頼る事が悪い事ではない。仕方がない時もある。でも私には兄妹がいる、みんなで協力をしてそれでも駄目なら・・・・
本人は行きたくないと言っている。本人の気持ちを1番に考えてあげたい。
本人とみんなと話あってその中でベストな状態を行いたい。
自身がないんです。自分の体の体調も良くなく、癌の手術後免疫が下がるであろう母の面倒を今の生活リズムの中で見れるのか?(父も・・・)
仕事・介護(シングル)この状況で両立できのか?すごく不安で押し潰されそうになる。
免疫が下がると、風邪から肺炎を起こしやすくなる。コロナ・肺炎・一緒に生活すると消毒・掃除が大変になる。
どうなんだろう?楽しく介護できないのだろうか?本人も家族も笑顔で楽しく生活を送る事は出来ないのだろうか?
国でも介護法をとり扱っているが、会社の組織ではまだ浸透されていない。福利厚生?の中には介護休暇の項目はあるが実際的な内容が提示されていない。(これについてもおかしな話である。)
少子化で、子供が少ない時代なので、子供の支援とかお産休暇などはしっかりしている。(しっかり使用している。)だが、介護についてはまだまだだと思います。
施設に入れるそれも駄目ではない。
施設に入れる前に、産休と同じように自分達の生活も困らず、両親を見れるような世の中にはならないのであろうか?
時代はスピードを上げて変わって行く。一番変化のある時代を進んでいるのは私達の世代なのかもしれない。コンピューター・AI・お産休暇時代(女性はキャリアを積みたくても、結婚出産を行うと積めなかった。)それを考えると、いくら時代の流れと言われても複雑な気持ちになる。若者に言いたい、今こそ働き安い環境になってきているが当たり前だど思わないで欲しい。産休に入っている間の仕事は誰がフォローしているのか?少しは、感謝・人を思いやる気持ちを持って欲しい。
一応会社の規約の中に、介護という覧はあるが、まだ誰も使っていない。と言うか使えない。
育児休暇はしっかり若者は取れて、年寄りの介護は先が見えないから取りにくいと言う会社の雰囲気もおかしい。また、介護休暇など取りにくい(取れない)ならば会社の規約の中に介護休暇など形だけの物を入れて欲しくない。
若い世代の女性ばかりが働きやすい環境を作るのもいいが、今までの時代を乗り越えて、女性でも働きやすくなる環境を作ってきたのは私達である。これから先、人も少なくなりAIなど、どんどん機械化されて行く。そして自然と人の心が失われて行く。
歳を取ったら施設で暮らすのが当たり前時代になりそうな気がする。
子供が家を継ぎ・親の面倒を見てご先祖様を守って行く。もうそんな時代はナンセンスなのだろうか?悲しい。
今まで父・母とずっと一緒に暮らしてきた。幼い頃から兄妹の中で1番怒られた。優等生にはなれなかった。
そんな自分が今一生懸命母の病気と一緒に戦おうとしている。自分でも不思議な気持ちだ。
今でも、時々喧嘩をする。でも今日癌の手術が終わり、鼻にチューブ・口のは酸素・手には点滴・胸にモニター・まだ麻酔が効いているのに一生懸命に話そうとしている。そんな母の顔を見て涙が出た。『あーやっぱり家族なんだなー。こんなに涙が出るくらい大切なんだー』と改めて痛感した。
焦らず、母と一緒に癌と言う病気と向き合って行こうと思います。
どんなにAI・機械が発展して行く時代になっても、人の心だけは決して忘れたくない。

Fin〜
Amaterasu.ryu
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